自転車に乗ることは爽快で健康にも良いですが、転倒のリスクも伴います。私は先日、自転車で転倒し、腕と手首を捻挫してしまいました。この経験を通じて学んだ治療法とケアのポイントを共有します。
腕と手首の捻挫した際の初期対応
転倒した瞬間、強い痛みが腕と手首に走りました。まずは冷静に自己チェックを行い、大きな骨折などがないか確認しました。その後、急いで自宅に戻り、応急処置を開始しました。
※例えば、ひじの部分を軽くトントンと叩いてみて、激痛が走る場合は、骨折の可能性が高いのですぐに医療機関で受診してください。
温浴とアイスノンを使った治療法
捻挫の初期治療として冷却が非常に重要です。私はアイスノンを使って患部を冷やしました。その部分の体温を下げることで毛細血管を収縮させ、内出血や痛み、腫れなどを抑える効果があります。一方で注意しないといけないのは冷やし過ぎです。タオルなどで包んで直接肌に当てないようにすることがポイントです。冷却を行った後は、温浴で血行を促進しました。温浴は筋肉をリラックスさせ、回復を助ける効果があります。このように冷却と温浴を交互に行うことで、捻挫の治癒を促進することができました。

捻挫は安静と自己管理が大切
捻挫の回復には、安静が必要です。私は無理をせず、できるだけ患部を使わないように心がけました。痛みや腫れが続く場合は、無理をせず休むことが大切です。また、自己管理として、患部の状態を日々確認し、必要に応じて冷却や温浴を続けました。さらに痛みが続く場合や腫れがひどい場合は、病院で専門医の診断を受けることが重要です。
捻挫の治療法とケアポイント
自転車転倒による腕や手首の捻挫は辛い経験でしたが、適切な治療とケアで回復することができます。今回の経験が、同じような状況に陥った方々の参考になれば幸いです。加えて、安全に自転車を楽しむためにも、常に注意を怠らないようにしましょう。
捻挫を起こした直後は下記のケアが基本といわれています。慌てずに済むよう、覚えておくと役立ちます。
応急処置の基本は「RICE」
R=REST(安静)
患部を動かすと痛みが悪化するため、安静に過ごしましょう。弾性包帯やテーピングで固定することで、患部を安定させ、さらに安静を保つことができます。
I=ICE(冷やす)
氷や冷水、冷感シップなどで患部を冷やします。ただし、氷などを直接、長い時間皮膚にあてたままにしておくと、しもやけになることがあるため、必ずビニール袋などに入れた上からタオルや布などでくるんであてましょう。
C=COMPRESSION(圧迫)
腫れがひどい場合は、内出血が多いことが考えられるため、抑えるために包帯などで軽く圧迫します。ただし、長時間強く圧迫しすぎると血液循環が悪くなってしまうため、あまり強く圧迫しすぎず、数時間ごとに巻き替えましょう。
E=ELEVATION(挙上)
腫れや内出血、うっ血などを防ぐために、患部を心臓より高い位置に挙げておきます。足の場合は横になってクッションなどに足を乗せておくといいでしょう。