Xperia 1 VI(マークシックス)は 、ソニーが誇るXperiaシリーズの最新フラッグシップモデル。これまでの「縦長シネマディスプレイ」「クリエイター向け仕様」という個性を受け継ぎつつ、使いやすさとパフォーマンスが大幅にブラッシュアップされました。そこで、この記事ではカメラ性能、ディスプレイ、オーディオ、バッテリー、冷却性能まで、すべてが進化したXperia 1 VI。その魅力をじっくりと解説していきます。

SONY Xperia 1 VI 見やすくなった画面比率

Xperia 1 VIでは、これまでの伝統的な「21:9の縦長ディスプレイ」から脱却し、19.5:9の6.5インチ有機ELディスプレイを採用。従来よりも横幅が広がり、一般的なスマホと同様の操作感に近づきました。そして、ソニーの強みである4K相当の描画力や高輝度表示(最大1300nit超)は健在。HDR対応で、屋外でも見やすく、映画やゲームもダイナミックな映像で楽しめます。さらに可変リフレッシュレート(1〜120Hz)に対応しており、操作の滑らかさとバッテリー効率を両立しています。

そして、プロセッサには2024年時点で最上位のSnapdragon 8 Gen 3を採用。Antutuベンチマークでは150万点超のスコアを記録するなど、処理能力は文句なし。ゲームや編集系アプリもサクサク動作します。さらに、今回は冷却機構に大型のベイパーチャンバーが搭載され、長時間の使用でも発熱が抑えられています。パフォーマンスが長時間安定するのは、ゲームユーザーにとっても大きなメリットです。

Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform

SONY Xperia 1 VI 可変望遠ズームが進化

Xperia 1 VIの目玉は、何といってもトリプルレンズカメラの進化です。特に注目なのが、85mm〜170mmの可変望遠ズーム。前モデルに比べてズームレンジが拡大され、より多彩な撮影に対応可能となりました。

  • メインカメラ:48MP(F1.9、1/1.3インチ、OIS)
  • 超広角カメラ:12MP(16mm、F2.2)
  • 望遠カメラ:12MP(85〜170mm、F2.3〜3.5、OIS)

加えて、テレマクロ撮影も可能となり、背景をぼかした立体感のある接写が得意になっています。動画撮影では、4K 120fpsのスローモーションや、プロ用アプリ「Videography Pro」「Photography Pro」も引き続き利用可能。

スマホでここまで“本気のカメラ体験”ができるのは、Xperiaだけと言っても過言ではありません。

Xperia 1 VI ソニーの高画質カメラ

サウンドとその他の特徴

Xperia 1 VIは、5000mAhの大容量バッテリーを搭載。リフレッシュレートの自動調整や省電力設計により、前モデルよりも最大30%近くバッテリー持ちが改善されたとされています。そして、急速充電(USB PD)にも対応し、ワイヤレス充電やリバース充電も搭載。モバイルバッテリー代わりとしても使えます。

  • 指紋認証は側面ボタン一体型で、精度・反応速度も優秀
  • microSDカードスロットあり(最大1TB)
  • イヤホンジャック搭載で有線派にも対応
  • 防水防塵(IP68)&高耐久ボディ
  • OSアップデート:3回、セキュリティアップデート:4年間保証

細かいところまで「これぞXperia!」というこだわりが詰まっています。

Xperia 1 VI ソニーのサウンドシステム

Xperia 1 VI – まとめ

このように、「Xperia 1 VI」はソニーが長年培ってきた映像・音・カメラ・操作性のすべてが詰まった“全部入りフラッグシップ”。価格帯こそハイエンドですが、それに見合う完成度の高さと魅力が詰まっています。そして、キャリア版に加え、SIMフリーモデルの登場も期待されており、ハイエンドスマホ選びの中で注目すべき1台であることは間違いありません。

SONY XPERIA

公式サイト:https://www.sony.jp/xperia/