昨年、シャープから登場した「AQUOS wish4」は、シンプルで使いやすい設計と信頼の国産品質を兼ね備えたスマートフォンです。シリーズの4代目となるこのモデルは、「飾らずに、ちゃんと使える」というコンセプトをそのままに、より快適な使い心地と、普段使いにぴったりのスペックを実現しています。
今回は、AQUOS wish4の魅力をスペックや使用感などさまざまな観点からご紹介します。
SHARP AQUOS wish4
AQUOS wish4の外観は、先代モデルと同様に無駄を省いたミニマルなデザインが特徴です。丸みのあるフォルムで手にフィットしやすく、片手でも操作しやすいサイズ感が好印象。背面はマット仕上げで指紋が目立ちにくく、滑りにくいのも日常使いには嬉しいポイントです。加えて、カラーバリエーションも自然をイメージした優しいトーンが揃っており、シンプルで飽きのこないデザインは、幅広い年代のユーザーにマッチします。
安定の性能と進化したプロセッサ
AQUOS wish4は、MediaTek Dimensity 6020というチップセットを搭載しており、先代よりもパフォーマンスが向上しています。普段使いで多いLINEやブラウジング、YouTubeなどの動画視聴、地図アプリの利用などではまったくストレスを感じません。また、メモリ(RAM)は4GB、ストレージは64GBとなっており、必要十分な容量を備えています。microSDカード(最大1TB)にも対応しているため、写真や動画をたくさん撮る方でも安心です。
そして、AQUOS wish4は5G通信にも対応しています。高速かつ安定した通信が可能で、動画のストリーミングやアプリのダウンロードもスムーズ。格安SIMを使っている方でも5Gプランに対応すれば、手頃な価格で最新の通信環境を手に入れることができます。
カメラとバッテリー性能
カメラはシングル構成で、1300万画素のメインカメラを搭載。トリプルカメラや高倍率ズームなどは搭載されていないものの、日常のスナップ撮影や風景、ちょっとした記録写真には十分なクオリティがあります。そして、AI補正が働いて、色味や明るさも自動調整してくれるため、誰でも簡単にきれいな写真が撮れるのが嬉しいですね。加えて、フロントカメラは800万画素で、ビデオ通話や自撮りも自然な写り。SNS投稿など、軽めの用途にはぴったりです。
一方、バッテリー容量は3730mAhと、同価格帯のスマホとしては平均的ですが、AQUOS独自の省電力技術により、意外と長持ちします。動画視聴やネット検索程度なら1日以上は問題なく持ちますし、「いたわり充電」機能によりバッテリーの劣化を抑える工夫もされています。

Android 13&長期サポートで安心
AQUOS wishシリーズの魅力の一つが、優れた耐久性。wish4も、IP67相当の防水・防塵性能を備えており、水回りでも安心して使えます。さらに、米国国防総省のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した耐衝撃性能も持っているため、うっかり落としてしまっても壊れにくいタフな設計です。
AQUOS wish4は、2万円台〜3万円台というリーズナブルな価格で販売されており、格安スマホとしては非常にバランスの取れたモデルです。特に、ドコモやau、UQ mobile、Y!mobileなど各キャリアからも販売されており、キャンペーンや割引を利用すればさらに安く手に入れることが可能です。
AQUOS wish4にはAndroid 13がプリインストールされており、少なくとも2回のOSアップデート、3年間のセキュリティアップデートが保証されています。長く使える安心感があり、スマホを頻繁に買い替えたくない人にもおすすめです。
AQUOS wish4 – まとめ
このように、「AQUOS wish4」はスマホに多機能さよりも「安心して毎日使えること」を求めるユーザーにとって理想的な1台です。シンプルで扱いやすく、防水・防塵・耐衝撃などの安心機能も充実。5G対応で将来性もあり、価格もリーズナブル。まさに「毎日にちょうどいいスマホ」と言えるでしょう。そして、スマホ初心者からサブ機を探している上級者まで、幅広いニーズに応えるAQUOS wish4。シンプル&スマートな1台を探している方には、ぜひおすすめしたいモデルです。