柔らかな朝の光が差し込むリビング。我が家の愛猫(あいびょう)、しんのすけ… いつものように窓辺の暖かい日差しの中で丸くなって眠っています。

毛並みが太陽の光を浴びて輝き、穏やかな表情を見せる姿に心が癒されます。年齢を重ねるにつれて、眠る時間が長くなったように感じますが、彼らしいマイペースな日々を送っているようです。

愛猫、我が家のしんのすけ

しんのすけの不思議な行動。

部屋の隅に現れた小さな虫に、他の猫ならきっと大騒ぎすることでしょう。ところが、我が家のしんのすけは、まるで宇宙の星を見つめる哲学者のように、じっとその虫を見つめるのです。そして、しばらくすると、私の元にやってきて、何事もなかったかのように「にゃー」と一声。

その様子を見るたびに、私は彼の心の中をのぞき見ているような気がします。「ねえ、あの虫、どうにかしてくれない?」そう言っているように聞こえるのは私だけでしょうか。この不思議な光景が、もう18年も続いているなんて、時の流れの速さに驚かされます。

しんのすけとひまわりの絆

2匹の愛猫はいつも一緒でした。

ところで、私の大切な家族には、しんのすけとひまわりという名の二匹の猫がいました。二匹は姉弟(兄妹)で仲が良く、いつも一緒にじゃれて過ごしていました。どちらかが部屋から姿を消すと、必ずもう一方が鳴きながら探し回る姿が印象的でした。

それなのに、令和2年4月29日、ひまわりが虹の橋を渡って… 私たちの家族から太陽のような光が消えてしまったように感じました。

しんのすけは、ひまわりの香りが残るクッションに顔をうずめ、ずっとそばを離れませんでした。加えて、その小さな背中が、いつもより少し寂しそうに見えたのが忘れられません。

愛猫(ひまわり)

しんのすけの大好物

さばのほぐし身を盛りつけたお弁当。

それはそうと、「さばのほぐし身を盛りつけたお弁当」を楽しんでいる時の話です。私もこのメニューが大好きですが、しんのすけもたまらなく好きみたいです。私が食べていると、必ず美味しいさばの部分を「おねだりポーズ」で狙ってきます。「半分残してね」とお願いしてみても、しんのすけは気にせず大好きなさばの身をペロリ。ご飯部分にはまったく興味を示しません。その結果、ご飯の上には猫の口には合わなかった大きなさばの身がぽつぽつと残ってるだけ…。

そういえば、しんのすけは、セブンイレブンの「カスタード&ホイップのシュークリーム」も大好きです。ペロペロと真剣なまなざしで食べる姿がたまらなくかわいい。カスタードとホイップをまんべんなく楽しみ、美味しい食事の後には、手をペロペロと舐めています。他のコンビニやスーパーで売っている「ツインシュー」には興味を示さず… 最初に嗅覚を使って確認、味見するようにスローペースでペロペロし、すぐに飽きてしまいます。その後、口直しに水を飲みにいき、残念そうにトボトボ歩いています。

私も一緒に食べていますが、少し味が薄くて水っぽいと感じるくらいです。一方で、そこまでの大差はないような気がします。しんのすけの食の好みは、セブンイレブンのスイーツが一番のようです。こんな風にしんのすけとの食事は毎回楽しい思い出になります。

愛猫と暮らす日々…

もう18年という歳月が流れ老猫です。

愛猫がやってきてもう18年という歳月が流れ、しんのすけもすっかりおじいちゃん猫になりました。若い頃は部屋中を駆け回っていたのが懐かしいです。今は、穏やかに日の当たる場所で眠っていることが多いですが、食事の時間になると必ず私を呼んでくれるので、どこかにいると安心します。

ときに、大変なこともたくさんあるけれど… しんのすけと暮らす日々は、私にとってかけがえのない宝物です。

愛猫(しんのすけとひまわり)